Linuxの話題ではないが、いまだにバリバリの愛機であるNokia E61をSoftbank回線で使用するための、今のところ最もシンプルと思われる設定方法について。
但し、この方法を実行する場合は、正式にサポートされる方法では全くないので、すべて自己責任で。
1.ハードフォーマット(完全初期化)
電源をOFFしてから、「通話+*+3」を押しっぱなしにして電源ON。メッセージが出るまで3つのキーを押したままにしておく。
(ちなみに、ソフトフォーマットは、待ち受け画面で「*#7370#」を入力)
Menu→Tools→App.mgr.→Option→SettingでSoftware installationをAllにしておく。
2.Y-Browserのインストール
http://www.drjukka.com/YBrowser.html3.s60_3_0_app_trk_2_7.sisxのインストール
http://fca00000.googlepages.com/hack_perms_s60v3.rarから、ありがたくいただいてダウンロードし、解凍した中にあるs60_3_0_app_trk_2_7.sisxをPC Suiteを使ってインストールする。
4.Secmanのインストール
http://gallery.mobile9.com/f/621295/などからSecmanをダウンロード
trkを起動させる。
Options→Setting→ConnectionでUSBを選択する。その他はデフォルト(Port=1,Baud Rate=115200)
PC側から、Secmanを起動させると、端末にインストールされる。
5.Allfile化+UAの設定
端末側でSecmanを起動させ、Security Offにする。これでAllfile化完了
旅の途中さんにお世話になり、UA_change_E61J_1_0_2.sisをダウンロードさせていただく。
Googleさんにお世話にになり、installserver.exeを探し出し、ダウンロードしておく。
PC Suiteを使って、installserver.exeを端末内にコピーし、Y-Browserを使ってC:\sys\に移動させる。
再起動させると、Install制限が解除される。
PC Suiteを使って、UA_change_E61J_1_0_2.sisをインストールして、一度起動させる。
これで、E61のUser Agentが705NKのものに偽装化される。
6.アクセスポイントの作成と設定
以下のアクセスポイントを設定して、MMSのSettingで指定する。
Access name : mailwebservice.softbank.ne.jp
AuthType : Normal
UserID : softbank
PassWord : qceffknarlurqgbl
Protocol : HTTP
HomeURL : http://mms/
ProxyAddress : sbmmsproxy.softbank.ne.jp
Port : 8080
ちなみにWAPアクセスポイントは
Access name : mailwebservice.softbank.ne.jp
AuthType : Normal
UserID : softbank
PassWord : qceffknarlurqgbl
Protocol : HTTP
HomeURL : http://ptl/menu/
ProxyAddress : sbwapproxy.softbank.ne.jp
Port : 8080
プリモバイルで使用する場合は、Webは見られないので、意味なし。
以上で、E61でもMMSが使えるようになる。
他にも、YaPNというアプリを使う方法もあり、以前は大変お世話になっていたが、今となっては、必要なappswitch103_unsigned_devcertfree.SIS の開発者証明の取得等が容易ではなく、また比較では、バッテリーの消耗が少し早くなるという欠点があるようだ。